第5回目釣行記録

第5回目釣行記録
第五回目釣行(2003年11月13日〜15日) 
前回大不調に終え、今回に期待した第五回目の釣行です、さて結果のほどは如何だったでしょうか??

1日目
奄美空港に定刻に到着し、出迎えてくれたのはcarettaの喜島さんです、当初の予定は10月9日〜11日でしたが、低気圧の影響で船長より出船は困難との電話をもらい急遽キャンセルし、日を改め今回の釣行となった事もあり、全員(いつもの3名)相当に気合が入っていました。

今日は波風が収まらず予定のポイントに行く事が出来ません、近場でオキアミを餌に釣る事になりました、しかし、100号負荷の竿と小型電動リールさらには仕掛けの用意など持参しなかったため、全て船長から借りる事になりました。2人はダイワの120号シャベルビシの天秤仕掛け、私はミヨシでナイロンで編み込んだコマセカゴに4本針(ハリス12号)の胴突き仕掛けでやる事になりました。

釣り方は錘が底をトントン叩く様に仕掛けを保持し、コマセのオキアミを時々しゃくり上げ、出してあげる程度で直ぐに魚信を得る事が出来ます、仕掛けの下にはムロアジの切り身上にはオキアミを付けますが、仕掛けは12号ハリスでかなり頑丈に出来ていて驚くほどであります、釣り上がるのは、せいぜい40センチ程度の名前も解らない総天然色の魚ばかりでした。

釣れた中の2本を持ち帰り、ホテルで刺身にして食べましたがなかなかの味でありました。
2日目
6時30分の出船に合わせホテルを出発、昨日ほどの風も無く今日は遠征できそうです。餌を確保し1時間ほど走ったポイントは、トンバラ根と言う1級の場所でもあり期待が持てます。しかし反応の割には食いッ気がないのかなかなかヒットしません、この辺りの海底は複雑で、場所によっては水深40メートルの所もあります、多分食いっ気さえあれば大物の数々と対面できたのではないでしょうか。

それでも大物の便りは何度となく有り、途中でバラシも数回ありました、このポイントは「イソマグロ」「カンパチ」「根魚」等豊富な魚種に加え、大型であるのが大変な魅力であります。

釣果は後で記載しますが、何とか全員がカンパチをゲットできほっとしています。
3日目
 今日は半日釣りです。ポイントは昨日よりは島に近い所になりました。ここでも何度か当たりがあったのですが、痛恨のばらしと森山さんが沖上がり直前でカンパチをヒットさせ、慎重に巻き上げをしてきたのですが、残念ながら頭を残し全てを食い千切られたカンパチが上がってきました、頭の大きさから推定して30キロ近い大物であったと思われ、本人は大ショックでありました。

今日は初めてフカセ釣りに挑戦できました、最初は底釣りの仕掛けを代用した三又サルカンの錘を外し、ナイロンハリス40号3メートルをクッションゴム(5.0mm×5m)の先に結び、70m仕掛けを出した所で、リールのドラッグを緩めひたすら待つ釣りになります、1度ヒットしリールから道糸が心地よく滑り出た後にスイッチを入れたのですが、食い込みが良くなかったのか餌が針に付いた状態で回収されました。

その後も何度か当たりらしき感触があったのですが、ハリスが切られる事もしばしで、歯の鋭いサワラではないかとのことです、 仕掛けを40号ハリス7.5メートルに替え、三又からサルカンに替え流したところ、道糸が一気に送り出されました、もしかしたらGT(ジャイアント・トレバリー、ロウニンアジ)ではと淡い期待がありました、しかし上がってきたのはシイラの1メートルがスレでした。
釣果
1日目
 私
 ヒラアジを含め名前の解らない中小物多数
友人
名前の解らない中小物多数
師匠
名前の解らない中小物多数
2日目
 私
カンパチ(10キロ程度)×1本、ツムブリ(1メートル)×1本、カッポレ(50センチ)×1本
友人
カンパチ(10キロ程度)×1本、イソマグロ(20キログラム)×2本
師匠
 カンパチ(10キロ程度)×1本、イソマグロ(20キログラム)×1本、ハージン(3キログラム)×1本
3日目
シイラ(1メートル)×1本
友人
カンパチ(推定30キログラム?)頭だけ
師匠
ボウズ
タックル
ロッド
スーパーバトル60−240(アリゲーター技研)、浅場は100号負荷
リール
CX−9HP(ミヤエポック)道糸35号×600m、浅場は小型電動リール(道糸PE6号程度を巻いてある)
クッショ
ンゴム
4mm×3m
ハリ
ハリス40×3m泳がせ26号、フカセはハリス40号×7.5メートル泳がせ26号
捨て糸
20号×60cm
オモリ
200号or300号、浅場は120号
釣果写真集
  
今回の反省と次回の課題
今回の釣行は、たまたま奄美本土復帰50周年の記念式典と重なり、村民全員が浮かれた雰囲気の中にも、ピリピリしたムードを十分に感じさせた、と言うのもこの式典のため天皇皇后両陛下が奄美を訪問のため、鹿児島県警をはじめ九州や大阪方面から実に4000名の機動隊が沿道や空港周辺を物々しく警備され、シーバード優和の寄港が空港のまじかに有る事もあり、それはそれは厳戒態勢で大変驚かされた。

3日目は、両陛下が16時頃に鹿児島から飛行機で到着するため、海上も物々しく海上保安庁の巡視船が10隻は警備に当たっていたいました、こんな状況の中で最終日は寄港を早めようと13時頃に港に向かい船を走らせていた所、沿岸警備の海上保安庁の船が全速で接近し、「シーバードさん」とマイクで呼びかけ、船の所在を確認し港え帰ることが出来ました、驚いたのは港に間違いなく入港したかを確認しにきた事です。

こんな状況の中ですから、船長も釣りに専念する事が出来なかったのではないでしょうか、このために釣りの終了時刻も繰り上げ、なかなか釣り三昧とはならない結果でした。

また、今回は風の影響を避けるため、風裏の島廻りで初日の半日をやりましたが、小物釣り用の道具を持参しなかった為、船長から合り合わせの道具を借り、やりましたが中型電動リールと錘負荷80号程度のロッドは持参したい、仕掛けも胴突きとテンビン程度は持っていきたい。

今回の釣行で職場の仲間にお土産を約束し、ヒラアジ1匹を自宅に持ち帰り、後の全てを会社の仲間と一杯やりながら頂いた、結構美味しかったし皆さんに喜んでもらい本当に良かった。

トップへ
トップへ
戻る
戻る