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第4回目釣行記録
第四回目釣行(2002年10月25日〜27日) 

いよいよ待ちに待った第四回目の釣行です、シーバード優和のHPでも、かなり期待できる釣果が写真で掲載されております、事前に山下船長に挨拶のメールを入れ、期間の天候が平穏である事の返信を頂きました。

さて前回2001年10月と同様の素晴らしい釣が満喫できますか乞う御期待!!。

1日目
奄美空港に40分遅れで到着し、出迎えのcarettaのスタッフと山下船長の二人とも浮かない顔です、空から眺めた海上の様子は白波が立ち嫌な予感が、定的中してしまいました。

北の風が強く吹きつけ波浪注意報が発令され、出船見合わせも止む無い事と思いますが、非常に残念である事は紛れも有りません、空港からcarettaに直行し船上で食べる弁当を部屋で食べながら、今日の予定などの相談と相成ってしまいました。

結局レンタカーを借りお土産の塩(奄美の塩は最高に美味しいと3人とも口を揃えて言っています)を求め、「奄美パーク」まで車を走らせ、ここでしか求められない「宝島の塩」を5個ほど購入し、さらに地元の「スパーサト」でさらに別の塩を追加する塩三昧のドライブとなりました。

奄美北部地方(赤木名・赤尾木・笠利町・芦徳・その他)では10月下旬のこの頃、各町内でお祭りがあります、蛇味線と太鼓でリズムを奏で、民家の庭先で踊り焼酎を飲みながら近所の奥さんがこしらえた手料理を踊り子や、見物人に振舞う独特の風習があります。

踊りは1件で3回行なわれ最初は子供2回目が女性3回目が男性と、それぞれ思い思いの手振り腰つきで輪になって踊る光景は、これと言った娯楽が無い村の楽しみでもあり、都会で失われている住民の一体感を痛感いたしました。

これも山下船長が踊りで全国大会に出場する程の腕前から、我々にも誘いを頂いて実現したものです、笠利町では金曜日と土曜日の18時頃から23時頃まで代表の家々を巡り子供も大人も一緒になりお祭りを心置きなく楽しみ堪能しているように見受けられました。
2日目
今日の予報は波の高さ3m北の風が強く波浪注意報が発令される最悪の状況です、それでも船長から早上がり覚悟で出船すると決定されました。

海上は予報通り風と波が相当あり、苦戦を強いられそうな予感です、ムロアジの確保に難渋して、何とか12本程度釣りポイントへと移動、北風はカンパチ釣りの1級ポイントをまともに風が吹き付ける所でもあり、沖合いに船を移動することも出来ず、近場での釣の開始です、予想を裏切り幸運にも私の竿に当りが有り、今回新調した60ポンドの竿が大きく手元から孤を描きます、しかし暫くやり取りを繰り返すも痛恨のバラシで、敢無く一巻の終わりでした、後で思い出せば当りが有った後、電動リールの高速巻きのボタンを押してしまったようで、上げてくる途中で何度となく電源が切れてしまいました、またドラッグを緩めに設定していなかった為、無理が災いしたと反省しています。

バラシた後も、くよくよするなと自分に言い聞かせ、再度仕掛けを投入するものの何と何と、その後ばったりと、魚からの反応が途絶えてしまいました。

船長は何度も釣らせてあげたいと、場所を頻繁に変え気分一新で仕掛けを入れるものの、魚の反応は有るものの餌には見向きもせず、結局この日は、船中でカンパチ1匹と青チビキ1匹の貧果に終わりました。
3日目
 予報は回復に向かうと念じていましたが、天気予報は気持ちに反し昨日と同じ波3m波浪注意報が発令され、条件的には昨日と全く同じ、むしろ昨日からの風の影響で、高いウネリが終始押し寄せ最悪のコンデションでした。

船長から6時30分前に電話があり、海の状況が悪くポイントに行けないが、我々側が是非にといえば出船するとの事で、宿でボケ-としているよりは出れば運良くカンパチをものに出来ると淡い期待を抱いて港に急行しました。

船は港から一歩出ると、波とウネリで海に葉っぱが漂いさ迷っていると言った光景で、転覆するのではと心配になるほどの悪条件でした。

餌釣りのサビキ仕掛けに掛かったムロアジを大物が掠め取り、仕掛けがちぎられる事もあり、それだけ中層にも大物が多く潜む、魚影豊な場所だとつくづく感じた所です、餌の確保に我々も協力したいと、竿とリールを持参しましたが、船長は魚探の反応を追い頻繁に船を移動している為、むしろ我々の好意が邪魔な結果になってしまう事を、告げられ餌釣りは船長に任せることが早道と感じた。

今日も北風を避ける為、西側に面する空港沖がメインになりました、それでもうねりが押し寄せる北の方向にも、船を向けチャレンジしましたがここでも当りはほとんど無く船長の自慢のポイントに入れず、結局私が青チビキを1本手中にしただけで沖上がりとなりました。

それでも私に2回ほど鮮明な当りがに有りましたが、腕が悪いのかばらしてしまいました、友人にも数少ない当たりが有ったものの、痛恨のバラシで非常に悔やんでいました、しかし師匠には全く当たりが無く、ぼやきっぱなしの1日で何とも言いようの無い寂しさを感じた今回の釣行でした。
釣果
1日目
島内観光
友人
師匠
2日目
チビキ1本(師匠に進呈する)
友人
カンパチ1本(7キロ程度)
師匠
ぼうず
3日目
 チビキ1本
友人
ぼうず
師匠
マヒマヒ1本
タック
ロッド
スーパーバトル60−240(アリゲーター技研)今回初めて使用したが使用勝手は最高でした。
リール
CX−9HP(ミヤエポック)道糸35号×600m
クッショ
ンゴム
4mm×3m
ハリ
ハリス35・40・50号×3m泳がせ24号or26号
捨て糸
20号×60cm
オモリ
200号or300号(根掛かりで1個紛失)¥500
観光写真集

今回の貧果の原因と反省
貧果の原因について、船長の長年の経験による判断では、2枚潮の影響と上潮の海水温が高く、下潮の海水温が低い為、極端に食い渋り餌が目の前に有っても、見向きもしないそんな状況で、これだけ食わないのは本当に珍しいと感想を洩らしていました。
今回の反省について、今回当りが極端に少ない中に有っても、幸運にも私には超大物と思われる当りが4回ほどあり、全てハリス切れでした食い渋りで、ハリスは40号か50号と言われていましたが、食い気がないため船長からハリスを落とすように指示され、私は最初40号で切られ、その後50号にして挑戦するも、当りが無い為最後は35号に落としてやりました、その結果バラシ(ハリス切れ)てしまいましたが、経験を多く積んだ上級者であったら、全て手中にしていたかもしれないと思います。
バラシの原因はドラグ調整のまずさに尽きると思っています、ドラグを半分程度に倒した状態で道糸を引くとスプールが多少回転する程度がベストだとつくづく反省しております。


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