1日目
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11時過ぎ空港に到着する、ホテルカレッタの喜島氏と友人の森山氏が空港に出迎えてくれ、早々にシーバード優和の停泊する港に直行す
る。港では山下船長が出船の準備を完了し、我々を出迎えてくれる、港で着替えを済ませ出港となる。
入梅に入ったこの時期、空はどんより厚い雲に覆われ、いつ降り出してもおかしくない雲行きである、しかし風も無く波も釣りの支障になる
程ではなく、まずは餌のムロアジのポイントを目指し新艇は快適なエンジン音を響かせ快調に波を蹴って進む、約7ヶ月ぶりの釣行スタート
である。
ムロアジのポイントで魚探を見ながら、リモコンで操船しサビキ仕掛けを操る船長の名人芸に感心する、しかし群れが小さいのか、相当な
時間を掛け餌の確保に奔走した、十分とは言えないまでも何とか餌が確保でき釣りのポイントへと向かう。
ここはGTも狙えるポイントで、左舷の艫に陣取った花山師匠がフカセで上物を狙い、他の2名(右舷の艫と右舷のミヨシ)は底物を狙う。
開始早々にフカセ仕掛けに当たりが有り、ヤトイカツオをゲットする、また友人にはカンパチが続けてヒットする、その後、師匠に強烈な当た
りが有り、初めてのGTとの出会いに興奮している、私はミヨシでひたすら竿先に魚信を念じては見たものの、全く当たりらしきものを実感す
る事無く、終了のゴングでありました。 |
2日目
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今日は時計回りに釣り座を変え、右舷の艫に陣取り気持ちを切り替えスタート。今日もムロアジの確保に大苦戦し相当な時間を費やした、
今日のポイントは笠利崎の北東に位置するサンドン岩(北緯28度45分30秒・東経129度46分40秒)の近くまで遠征した、どんよりした
天気で、四方見渡す限り海だけで島影を見ることが出来ない、無論サンドン岩など何処にも見当たらない。
此処まで来ると大物との出会いが期待できそうな予感でワクワクする、このポイントは全員が底物を狙う、まず一投目の投入で早々と強烈
な当たり、それは底立ちを取る巻き上げ途中であった、しかし何とした事か巻き上げの途中ですっぽ抜け、今日も嫌な予感が頭を過ぎる、
1匹の顔を見るまで本当に大丈夫かと不安で一杯である。バラシで群れが散ってしまいポイント変え、ここでも錘が着低と同時にまたまた当
たり、今度こそはと期待と不安で胸が圧迫されそうである、しかし何たることか巻き上げの途中でまたもやバラシ、回収した針先を見ると先
端だけが折れている、針が軟く開いてしまったとか、聞いた事はあったが先端だけが欠けてしまったのは聞いたことも無く、非常に残念で悔
しい、こうなると次回の当たりももしかしたらと不安が頭を重く圧し掛かる。
しかし、神様は私を見捨てはしなかった心配もここまで、ポイントを変えるたびに当たりが有り、コンスタントに数を稼ぐことができた、しかし
肝心の生餌も底を尽き死に餌に変えて挑戦する、当たりが無くムロアジの確保に奔走するが非常に困難な状況で、ポイントも近場に移動し
何とか捕らえた大切なムロアジに願いを込める、最後の投入で青チビキをゲットできた、今まで青チビキは何度か釣ったが、10kg級は初
めて実に立派でした。
カンパチのサイズは平均的に小振りでは有りましたが、最近の不調を考えれば非常に上出来ではなかったかと思います。 |
3日目
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船長から明日は荒れ模様の予報だと聞かされていた、案の定、夜中から強風が吹き荒れ、雨も時折叩き付けるように降る最悪の天気であ
る。天気予報も梅雨前線が奄美に居座り影響で波浪警報が発令されている。
今回の釣行計画は3日目も終日釣りを楽しみ、4日目はのんびりして帰宅する予定でした、4日目も前日と同様に大荒れの天気で6日頃ま
では回復しないとの予報です。
しかし昨日までの穏やかさが一変する気象に驚かされるとともに、2日間釣りが出来た幸運に感謝感謝であります。 |
釣果
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1日目
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私
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ボウズ |
友人
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カンパチ11kg×1本 |
師匠
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GT20kg×1本、ヤトイカツオ8kg×1本 |
2日目
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私
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カンパチ7kg×3本、青チビキ×1本 |
友人
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カンパチ8kg×1本、カンパチ7kg×2本、GT12kg×1本 |
師匠
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カンパチ10kg×1本、カンパチ7kg×1本 |
3日目
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私
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大時化のため出船できず。 |
友人
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師匠
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タックル
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ロッド
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スーパーバトル60−240(アリゲーター技研) |
リール
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CX−9HP(ミヤエポック)道糸35号×600m |
クッションゴム
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5mm×5m |
ハリ
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ハリス40×3m泳がせ26号、フカセはハリス40号×7.5メートル泳がせ26号 |
捨て糸
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20号×60cm |
オモリ
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200号or250号or300号 |