メンバーは会社の仲間3名で、利用した釣船は前回と同様「シーバード優和」です。
今回の釣行では半日交代で釣り座を交代した。これは前回の釣行でGTに拘る、特定の名人に場所を占拠され、おまけに付き合わされた感も否めない体験から、ローテーションにより仲間の不満が残らないよう配慮をした,
ついでに触れておくと、GTをやるには仕掛けを70メートルも流し、フカシた状態で釣るため、釣れるポイントも限られ、ましてやゲストの扱いで最優先に開始するため我々おまけは、釣座が限られたうえカンパチ釣のPointとは異なるエリアを攻める為、非常に不利になる事です。
今回は気心の知れている仲間同士であり、カンパチのPointで行なうもののGTも狙うことが出来るのであれば、挑戦しようと、左舷の艫に釣座が廻ってきた人はGTも狙える、この二つを全員で確認し合った。
浮き足立つ気持ちを抑えながらいざ出陣、友人は地元奄美の出身でカンパチ等の大物釣りは、全く初めてとのことで、何度か飲み屋で落ち合い、仕掛け作り(坂本結びもここで講習)から竿・リールの選定等々の準備を進めてきた。
心配されるのは海況と、餌のムロアジが釣れるかで、11月を迎えるこの時期のこと海が荒れるのは当然と考えなければなりません、今回3日間は幸いにも多少の風と波ウネリと良好の状態とは言えない中でしたが、釣りが出来た事を幸運と考えるべきでしょう。
こちらの気候は最低気温が17℃最高気温は実に27℃で快適でありました。
さて7時頃には全員が羽田空港に集合し、搭乗手続きを済ませ出発を待つばかり、(今回極力手荷物を少なくしようと、私はロッドケースにナップサックだけの身軽な格好で行きました。)奄美空港に定刻に到着し荷物(リール・仕掛け等の釣道具一切は宅急便でcarettaハウスに送ってあります)を受け取り、一服する間もなく迎えの車で途中水分補給用の買い物を済ませ一路港へ直行する、心配された風が結構吹き、出船が危ぶまれる状況でしたが、何とか本島周辺で釣が出来そうとの事で、ほっと胸を撫で下ろした所です。
予報では波の高さ2.5mと多少の波とウネリを覚悟して、岸壁で着替えを済ませ、予め決めていた釣座に道具を準備し、出船を待ちます、釣りをする時に何時も感じる期待と不安で複雑な思いの一時でもあります。
ポイントまでの道中に船長と雑談し、近況などを聞いたところ、踊りで奄美大島の代表になり、鹿児島県の代表にもなり、東京で開催された全国大会に出場し、東京見物などで船を留守していたとの事でした。
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